elaboo™の理念

私がelaboo™をスタートするまでの歩みです。

食べることは人の生き方そのものです。ことわざでは「汝とは、汝の食べたものそのものである」ということ。“食べたもの”ですから、これから“食べるもの”で、人は変わっていきます。このことを柱に考えています。

ずいぶん昔の話で恐縮ですが、子育てと任意環境団体の事務局などを努め、十分な睡眠時間も取れず、がむしゃらに過ごした日々がありました。長女が生まれる頃から、玄米正食(マクロビオティック)を大事にしていたのに、なぜか喘息やアトピーなどのアレルギー症状が悪化し、病院処方の薬も効かず、疲弊してしまいました。
そんなときに、こころのためのワークショップや、カウンセリング、食養生の甲斐があって、ゆっくりと回復していきました。

食事は、玄米だけが万能であったり、特定の食べものだけがからだに作用するものではないこと、普段は気づかない「こころのあり様」がからだの健康に大きな影響を及ぼすことを、身をもって学んだ10年でした。健康でいられることのありがたさは人一倍実感しています。

ですから、いつも「生命と食」を基軸に考えています。また、女性が仕事をする大変さも痛感しています。そこで、一人暮らしの人、子育ても仕事も、という人たちのために、気楽に取り組める「食」と「買いもの」に対するリテラシー向上、つまり考買力アップのための教育プログラムを組み立てました。
その後、2018年までは東京都の消費生活総合センターで消費者教育啓発専門員として、環境からSDGsや製品安全など、消費者教育に関する幅広い分野の講座を組立てる仕事をしてきました。

大切に感じたことを、このサイトに書き綴ってみます。