elaboo™のご紹介

elaboo™はその名のとおり「選ぼう」です。
消費生活者としてのSDGs、考買力向上を目指します!

elaboo™では「買いもの」、その中でも誰もが日々買う「食」を基軸にしたワークショップ形式の講座を行っています。持続可能な社会とつながるエシカル・コンシューマーとして考買力を身につけませんか。「食品表示」についてワークショップ形式で学べるプログラムを作っています。そして、ファシリテートできる人材育成を行っていきたいと考えています。

誰もが買いものは「より良いものを、より安く」と考えます。
では「良いもの」をどうやって見分けますか? たとえば、加工食品では、小さな枠に書かれた「食品表示」が見分ける要となります。「食品表示」を表示する側の事業者は、アレルギー表示、消費・賞味期限など、万が一間違いがあったら商品回収と細心の注意を払って記載しています。
しかし、考買(消費生活)者にとって「食品表示」への関心度合いはあまり高いとは言えません。その理由は、「原材料表示を見ても、カタカナの食品添加物名は、それがどんな作用があるのか理解できないから」というわけです。では、1500種以上の食品添加物について学んだことはありますか? 多くの方々は、ほとんど学んだことはないのではないでしょうか?
近年「食のリスクコミュニケーション」という言葉を耳にする機会が増えています。日本では、食品添加物はADI※ に添って安全な量を使用しているので、問題がないとされています。一方、子育て中の方々にとっては、「できるだけ添加物の少ないものを」と願います。なぜなら、安全だと言われても「食品添加物はない方が良い」と判断するので、安心材料にはなりません。
ところが、パッケージに「無添加」と表記してあれば、食品表示欄を確認しないと、食品添加物が一切入っていないのだ、とミスリードされてしまうこともあります。
では、どんな基準で比較して、選んで買いものができるのでしょうか?

市場原理で、私たち消費生活者が、賢い買いものをする“考買者”になること、つまり「消費生活者リテラシーの向上」、考買力アップによって「良い社会のめぐり」が起こります。

※ADI:一日摂取許容量のこと。安全であるとされる影響毒性の1/100に設定されています。